神棚の掃除はいつ行う?理想&タブーの日程や頻度について

神棚の掃除はいつ行う?理想&タブーの日程や頻度について

「神棚の掃除っていつやればいい?」
「1日と15日がいいって聞いたけどホント?」
「どのくらいの頻度でやるべき?」
「年末の神棚の大掃除はいつからいつまで?」
「禁忌(タブー)な日はあるの?」
「喪中のときって神棚の掃除をしてもいいの?」

などなど、神棚の掃除を行う日程やタイミングについて、疑問をお持ちの方も多いようです。

この記事ではこれらの疑問を解決すべく、「神棚掃除の日程やタイミングの理想&タブー」について、

・<日常的>な掃除
・<年末>の大掃除
・<喪中>のときの掃除

の3パターンのトピックで詳しく解説していきます。

目次

日常的な神棚の掃除はいつ?どのくらいの頻度で行うのが理想?

日常的な神棚の掃除はいつ?どのくらいの頻度で行うのが理想?

日常的な神棚の掃除は基本的に「いつでも良し!」

神社本庁のHPを見ると、神棚の掃除について次のように書かれています。

年の暮れには、大掃除をして新しい年を迎える準備をしますが、同様に、神棚もきれいに掃除をして、新しいお神札をおまつりして新年を迎えます。

このように日常的な神棚の掃除については、特に言及されていません。

ですので、基本的には「好きなときに掃除をして良い」ということになります。

神棚の掃除の頻度はどのくらいが理想なのか?

神棚の掃除というと「ホコリを払うこと、取り除くこと」が基本です。ホコリは毎日溜まりますので、ホコリを払うくらいの簡単な掃除でも良いので、毎日お掃除するのが理想ではあります。

しかし、忙しい日常生活の中で、毎日掃除をするのは現実的ではありません。ノルマのようになっても苦しいものです。

ですので、神棚のホコリを払うくらいの掃除でも「月に2回程度の頻度」で行うと良いでしょう。

神棚を掃除すると運氣がアップする!

次の記事で「掃除で運氣が上がる理由」について解説しました。

掃除で波動(運氣)が上がる4つの理由1.掃除をすると場のエネルギーが高くなるから
2.その場にいる人の心をポジティブにするから
3.場やモノから応援してもらえるようになるから
4.一体感が生まれるから

ということで、掃除をするとエネルギーが高くなり、波動(運氣)が上がるのは間違いありません。多くの成功者が掃除を大切にしていることからも、掃除と運氣が関係しているのは事実でしょう。

これは神棚も同じこと。

別の記事で、「神棚は自宅の神社であり、パワースポットに育てる意識が大切!」とお伝えしましたが、パワースポットを守るという意味でも、「月に2回程度の頻度」の神棚の掃除は心がけたいところですね。

神棚の掃除は「毎月の1日と15日」に行うのが理想的!

月に2回程度の頻度で神棚の掃除をするなら、「毎月の1日と15日」に行うのが理想的です。

神社で月次祭(つきなみさい)があるタイミングです。

多くの神社では、1日か15日に月次祭(つきなみさい)という神事が執り行われます。月次祭は「神様に感謝して、国民の安泰と繁栄を、そして氏子崇敬者の益々の繁栄を祈る祭祀」です。

この月次祭に合わせて、神棚でもお供えものなどを新しくする習わしがあります。

ですので、毎月の1日と15日に、神棚のお供えものを新しく交換するタイミングで、神棚の掃除も行うと良いでしょう。

ちなみに、神棚の榊も、タイミングが合うなら「毎月の1日と15日」の交換がオススメです。詳細は次の記事に書いています。

いつからいつまで?年末の神棚「大掃除」の理想&タブーの日程

いつからいつまで?年末の神棚「大掃除」の理想&タブーの日程

12月13日の「すす払い」のタイミングが一つの目安です!

神社本庁のHPにて、神棚の大掃除について次のようなことが書かれています。

煤払いという行事をご存じでしょうか。これは1年に1度、家の煤を払い、内外の掃除をすることをいいます。全国的に12月13日に行われることが多く、まもなく新年を迎えることから、併せて大掃除を行うことも多い年の瀬の行事です。
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煤払いのことを、正月迎え、ことはじめ、ええことはじめ、まつならし等と呼ぶ地域もあり、掃除とともにお正月に年神さまをお迎えする、お正月準備のはじめとも言われています。
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煤払いの手順としては、まず神棚を掃除し、それから、台所をはじめ各部屋を掃除します。
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近年、ご家庭では大掃除を年末ギリギリに行うことが多くなりました。しかし、12月13日に、神棚だけでも煤払いをしてみてはいかがでしょうか。

つまり、

「すす払い」である12月13日に神棚の大掃除をし、順次家の大掃除を進め、新年を迎える準備をしていこう

ということ。

もちろん、仕事などで忙しい場合、この日に大掃除するのは難しいと思いますので、厳密に12月13日に限定する必要はありません。

あくまで一つの目安として、「12月13日くらいから神棚の大掃除を皮切りに、家の大掃除を進めていこう」という考え方で良いでしょう。

神棚の年末の大掃除はいつまでにすればいい?29日以降はタブー!?

神棚の大掃除が終わってから、お正月の飾りつけをするという流れになりますが、お正月の飾りつけを避けた方が良いとされる日があります。

お正月の飾りつけを避けた方が良い日

<12月29日>
「9」という数字が「苦しみ」を、「29」は「二重苦」を連想させるということで、縁起が悪い日と考えられています。

<12月31日>
正月飾りを12月31日に飾ると、「一夜飾り」といい神様に対して失礼にあたる。急いで神棚を整える行為が、急な不幸を連想させるため縁起が悪いと考えられています。

しかし、この考え方には根拠があるわけではありませんし、現代人は年末ギリギリまで働く人も多いですから、もし29日や31日になってしまっても氣にする必要はありません。

ただ、日本人は言霊を大切にしますから、縁起が悪いと聞いたら、あまり氣持ち良く掃除を進められないかもしれませんね。できることなら29日よりも早めに大掃除をすることをオススメします。

以上のことから、結論としては

年末の神棚の大掃除は「12月13日のすす払いの頃から12月28日までの間」に行うのが理想

ということになります。

神棚のお札(神札)の交換も12月28日までに行い、新しいお札をお祀りした状態で新年を迎えると良いとされています。次の記事で詳しく解説しています。

喪中のときの神棚の掃除について

喪中のときの神棚の掃除について

神道の世界では「死」を穢れ(ケガレ)として捉えられてきました。この場合におけるケガレは汚いものを意味しているのではありません。

家族の死に直面した人は、悲しみにおそわれ、氣力が失われ元氣がなくなります。このように「氣力は元氣のない状態=氣が枯れている状態」氣枯れ(ケガレ)ていると表現しているのです。

そんなケガレが神様に及ぶことを避けるために、忌中(きちゅう)と呼ばれる期間(仏式では49日間・神式では50日間)は、神棚の前に半紙を貼り、毎日のお祀りを遠慮することになっています。これを「神棚封じ」といいます。

神棚封じの期間は神棚に触れるのは厳禁!神棚の掃除をすることはできません。
50日間が過ぎて、神棚封じが解かれてから掃除をしましょう。

神棚封じについては次の記事をご参照ください。

まとめ~年末の大掃除だけでなく、日常の掃除も大切です!

まとめ~年末の大掃除だけでなく、日常の掃除も大切!

以上、神棚の掃除の日程やタイミングについて、詳しく解説しました。

この記事のポイントまとめ

・日常的な神棚の掃除は、基本的には好きなときに掃除をして良い。
・ホコリは毎日溜まるので、簡単な掃除を毎日するのが理想。
・現実的なことを考えて「月に2回程度の頻度」で掃除をすると良い。
・月2回なら月次祭がある「毎月の1日と15日」がオススメ。
・すす払いの日「12月13日」くらいから神棚の大掃除を皮切りに、家の大掃除を進めていく。
・12月29日・12月31日は縁起が悪いので避けるのが無難。
・年末の大掃除は「12月13日から12月28日までの間」に行うと良い。
・喪中、神棚封じの期間中は神棚の掃除はしないこと。

ということでした。

神棚の掃除というと、「年末の大掃除しかしてない!」という人も多いようです。

しかし、「塵も積もれば山となる」ではありませんが、ホコリは少しずつ溜まっていきます。神棚をパワースポットとして守るためにも、日常の掃除もしっかりと行うようにしましょう。

神棚の掃除について具体的なやり方は次の記事をご参照ください。

「神棚の掃除を女性がするのはNG」とする考えがあり、その理由や、実際のところどうなのかを次の記事で解説しています。

※神棚の正しい祀り方や作法について、次の記事でより詳しく解説しています。神棚に関するほとんどの疑問を解消できるでしょう。

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