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神棚の移動・引っ越しのやり方|お札の運び方・新居での祀り方・氏神神社のお札の扱い

この記事の目次
  1. 基本の考え方
  2. 旧居でやること
  3. 新居でやること
  4. 氏神神社が変わるときのお札
  5. 古い神棚を処分したいとき
  6. よくある質問
  7. まとめ

引っ越しや模様替えで、「神棚はどうやって運べばいいの?」「お札はそのままで大丈夫?」「新居ではいつ祀ればいいの?」と迷う方は多いようです。

この記事では、神棚を移動・引っ越しするときの手順を、旧居から新居まで順を追ってまとめました。

神社や地域、ご家庭によって考え方が異なります。不安なときは、お札を受けている神社に相談してください。

基本の考え方

神棚に祀っているのは、お札(神札)に宿るとされる神様です。引っ越しでは、神様に引っ越しをお伝えし、お札を丁寧に運んで、新居でも変わらずにお祀りします。

一般に次の点が大切とされます。

  • 引っ越しの前に、神様にご挨拶と感謝を伝える
  • お札は、自分で持って運ぶ
  • 新居では、早めに神棚を設置してお祀りを再開する

旧居でやること

1. 感謝と報告をする

引っ越しの数日前から前日までに、神棚の前で二拝二拍手一拝を行い、これまでの感謝と、引っ越しをお伝えします。

お供え物は、引っ越しの直前に下げます。水やお米、塩、お酒は、いただくか、感謝して処分します。お供え物の交換後の扱い方も参考にしてください。

2. お札を下ろす

神棚から、お札を両手で丁寧に下ろします。複数ある場合は、順番を覚えておくと、新居で並べ直すときに迷いません。並べ方はお札の並べ方で確認できます。

3. お札を包む

お札は、清らかな白い紙や半紙に包み、傷つかないように箱やファイルに入れます。

4. 神棚本体を外す

神棚本体は、手順に沿ってほこりを払いながら外し、新しい布や清潔な布で包みます。榊立てや、お供え用の道具もまとめます。

5. 引っ越し当日の運び方

  • お札と神棚は、引っ越し業者のトラックに載せず、自分で持って運ぶのが一般的です
  • 神棚は、他の荷物と一緒に積まず、上に物を載せない
  • お札は、手提げ鞄などに入れ、床に直接置かないようにする

新居でやること

1. 神棚を置く場所を決める

神棚は、明るく清らかで、静かな場所に設けるのが基本です。置き場所と向きは次の記事を参考にしてください。

2. 早めに設置してお祀りを再開する

荷物の搬入が落ち着いたら、できるだけ早い時期に神棚を設置します。入居した日に設置する方もいれば、片づけが一段落してからにする方もいます。

設置の日取りは、大安などを気にしなくてもよいとする考え方と、吉日を選ぶ考え方があります。都合のよい日で構いません。

3. 掃除をしてお札をお祀りする

新居の神棚は、設置前後にきれいに拭き、新しいお供え物と榊を用意して、お札をお祀りします。お供えの配置はお供え物の正しい位置(図解)をご覧ください。

お祀りの作法は、神棚の正しい祀り方と作法10の心得帳にまとめています。

氏神神社が変わるときのお札

遠方への引っ越しで、氏神神社が変わる場合があります。

  • 新居の氏神神社を調べ、引っ越しのご挨拶に参拝する(氏神神社の調べ方)
  • 古い氏神神社のお札は、そのまま祀り続けても差し支えないとする考え方があります
  • 新しいお札を受ける場合は、旧居のお札を受けた神社へ返納します。遠方で行けないときは、新居の近くの神社に相談するか、郵送で受け付ける神社に問い合わせます

お札の交換と返納の考え方も参考にしてください。

古い神棚を処分したいとき

新居に置く場所がないなど、神棚を処分するときは、感謝を込めて神社に納めるのが一般的です。

  • 神棚は、お焚き上げを受け付ける神社に相談する
  • 神社に持ち込めないときは、白い紙や布で包み、塩で清めてから自治体の決まりに沿って処分する
  • お札は、受けた神社に返納する

お札だけを祀る方法もあります。神棚がなくてお札だけあるときをご覧ください。

よくある質問

引っ越し業者に、神棚を運んでもらってもいいですか?

一般には、お札は自分で持つのがよいとされます。神棚本体は、他の荷物と別に丁寧に梱包すれば、業者に依頼する方もいます。

神棚の「魂抜き」は必要ですか?

神棚自体を処分する場合を除き、移動のたびに特別な儀式をしなければならない、という決まりはないとされています。気になるときは、お札を受けた神社に相談してください。

引っ越しの日取りに、神棚を理由にした決まりはありますか?

神棚のために引っ越しの日を決める決まりはありません。

新居で、すぐに神棚を設置できません。

その間は、お札を清らかな高い場所にお置きし、神棚の設置を待ちます。

喪中のときに、引っ越しで神棚を移動してもいいですか?

忌中(一般に50日間)は、神棚封じをしている場合があります。移動の可否は、神棚封じの手引きを確認のうえ、神社に相談するとよいでしょう。

まとめ

  • 引っ越しの前に、神様へ感謝と報告をする
  • お札は自分で持って運び、新居では早めに神棚を設置する
  • 氏神神社が変わるときは、新居の氏神神社にご挨拶に参拝する

神棚の年末年始の準備は神棚の年末年始にやること一覧にもまとめています。

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