自分軸と他人軸の違いとは?自分軸の作り方3つのポイント

自分軸と他人軸の違いとは?自分軸の作り方3つのポイント

「自分軸」「他人軸」という言葉があります。

「他人軸ではなく自分軸で生きることが大切!」

なんてよく言われますが、具体的にどうしたら良いのか分からないと思っている人も多いでしょう。

自分軸で生きている人と、他人軸で生きている人は、どんな違いがあるのでしょうか?
自分軸で生きるためにはどうしたら良いのでしょうか?

この記事では、自分軸と他人軸の違いや、自分軸で生きるための自分軸の作り方を詳しく解説していきます。

目次

自分軸で生きている人と、他人軸で生きている人の6つの違いとは?

自分軸で生きている人と、他人軸で生きている人の6つの違いとは?

まずはじめに、自分軸で生きている人・他人軸で生きている人にはどんな違いがあるのか、6つのポイントでチェックしていきましょう。

①思考か身体か

自分軸で生きている人は、身体の感覚を大切にしています。

私たちの身体は約60兆個の細胞からつくられているといわれ、それぞれの細胞にDNAが宿っています。DNAという観点でみれば、実は私たちは生命の誕生以来、一度も死んでいません。DNAの情報を何億年もの間、ずーーーっとバトンタッチしてきました。

だからこそ、身体は答えを知っています。思考でごちゃごちゃ考えても分からないことでも、身体は答えを知っています。それを細胞レベルで感覚として教えてくれたり、直感として降りてきたりします。

自分軸で生きている人は、そんな目に見えない感覚的なもの、直感などを大切にする傾向があるのです。結果的に潜在意識にもアクセスしやすくなり、良いアイデアも湧きやすくなるんです。

一方で、他人軸で生きている人は、思考が中心です。思考に偏ると潜在意識にアクセスしにくく、人の意見や考えに左右されやすくなります。

②やりたい?すべき?

自分軸で生きている人は、「~をしたい(したくない)」「~をやりたい(やりたくない)」という言葉を使うことが多いです。

自分がしたいからする、自分がしたくないからしない、という価値基準があり、「自分が心から求めていること、喜べること、ワクワクすること」を選択する傾向にあります。

一方、他人軸で生きている人は、「~をすべき(してはいけない)」「~ねばならない」のような言葉を使いがちです。これは「本当はやりたくないけど、やるべき、やらねばならない」というニュアンスを含んでいます。

③何のために仕事をするか?

自分軸で生きている人は、自分のために仕事をしています。自分が楽しいかどうか?自分が喜べるかどうか?を大切にし、「自分が満たされることで、より良いパフォーマンスを発揮し、人を喜ばせることができる。」という社会貢献になるので、仕事をすることが人生の喜びに繋がります。

他人軸で生きている人は、会社のために、家族のために、人の期待に応えるために仕事をしています。これはもちろん自分軸で生きている人も同じですが、自分軸の人は、あくまで「自分が楽しく仕事をした結果そうなっている」という感覚なのです。

他人軸で生きている人は、「(自分を犠牲にして)会社のために~しなければならない」というイメージなので、仕事が人生の喜びではなく苦しみに繋がりやすいです。
飲み会ではいつも上司の愚痴や不満ばかり・・・というタイプの人は、他人軸で生きている人だと考えられます。

④人からの評価や比較意識

自分軸で生きている人は、自分と他人をしっかり分けているので、「人からどう思われるか?」「人からどう評価されるか?」をあまり氣にしない傾向にあります。だからこそ、人を評価することもしません。地位や肩書きなどで人を判断することもありません。比較意識がありません。

他人軸で生きている人は、「人からどう思われるか?」をとても氣にする傾向にあります。人から嫌われることを恐れています。他者が下す評価がイコール、自分の評価なのです。

だからこそ、地位や肩書き、収入、経歴などで人を比較し判断する傾向にありますし、自分自身もそれを求めるパターンになりやすいです。「人から評価されたい」「人から認められたい」「人から愛されたい」というような承認欲求も強くなりがちです。

⑤自立か依存か

自分軸で生きている人は自立している状態にあり、とても自由度が高い生き方をしています。自分で物事を決断し進んでいきます。人からの評価は氣にしないことや、人は人、自分は自分という切り分けができているので、自分の判断で行動しています。

そのぶん、「自己責任」の世界であり、全ての判断の責任が自分に降りかかってくることを受け入れています。

一方で他人軸で生きている人は依存状態でありやすく、自由度の低い生き方をしています。自分以外の誰かの判断を軸とした行動となり、いわば、他の誰かの自分軸に巻き込まれてしまっている状態とも言えます。自由度は低いですが、その分、責任を負うこともありません。

⑥創造性のありなし

自分軸で生きている人は「創造性」の高い人生を歩むことになります。そこに正しい・間違いの答えはありません。自分なりの答えを見つけていく生き方です。
例え苦難や困難があっても、より良い人生の旅路の1つのプロセスとして捉えることができます。

他人軸で生きている人は、他の人のルールや社会のルールなどに「適合」していく人生を歩みます。すでにある(一般的に正しいであろう)答えに自分を合わせていく生き方なので、創造性の低い人生となりやすいです。
他の人のルールや社会のルールに合わせて、「どれが正解なのか?」を考えているような状態でもあります。

いかがでしょうか?

自分軸と他人軸に良し悪しはありませんが、どちらかというと“自分軸の生き方”の方が魅力的に感じる人が多いのではないでしょうか。

特に、風の時代になった今の世界では、自分軸の生き方が合っていると思います。

自分軸で生きるための自分軸の作り方3つのポイント

自分軸で生きるための自分軸の作り方3つのポイント

では、より自分軸で生きるためにはどうすれば良いのでしょうか?自分軸で生きるための、自分軸の作り方をご紹介します。

①「自分がどう生きたいのか?」を具体的にする!

まず、「自分がどんな生き方をしたいのか?どこに向かうのか?」といった目的を明確にすることが大切です。

カーナビに目的地を設定しなければ、いつまで経っても到着することはありません。しっかりと目的地を設定すれば、たとえ道を間違えても、寄り道しても、いつかは到着できます。ルートが変わるだけ。それと同じことです。

目的をバシッと決めると、目的を果たすために必要なものが引き寄せられてきます。“短期的な目標や課題”もその一つです。ちっちゃな目標や課題をコツコツ達成していけば、少しずつ目的の達成にも近づいていきます。

ですので、まずは自分に向き合い、「自分がどう生きたいのか?どこに向かって進んでいくのか?」をよくよく考え、明確にしていきましょう。

※「自分がどう生きたいのか?」を突き詰めていったとき、抽象度が一番高いのが「天命(てんめい)」です。天命とは、あなたが「この人生で●●をやってきます!」と決めてきたもの。あなたの魂は、あなたのやりたいことを知っていますので、天命を意識するのも良いかもしれません。次の記事が参考になるでしょう。

②好きなことをやる、嫌いなことをやらない

自分軸といっても、何が自分の軸だか分からない、という人も多いです。適当に「これが自分軸かな・・・」と思って設定してしまったら、途中で軸がブレたり挫折する可能性が高いでしょう。

なぜ間違った軸を選んでしまうのでしょうか?

それは、自分軸を考えているつもりでも、「他人軸」で選んでしまっている可能性があるからです。もともと他人軸で生きている人は、どうしても「誰かのために」「お金のために」「会社のために」のような思考の習慣ができてしまっています。

その感覚のまま、自分軸を設定しようとしても、なかなか上手くいきません。

ですので、自分軸の選び方として、「好きか嫌いか」「ワクワクするかどうか」という基準で選んでみましょう。思考ではなく感情で選んでみましょう。

本当に好きなこと、ワクワクすることは継続できます。具体的な行動をし続けることができます。継続は力なりと言いますが、続けるうちにだんだんと自分軸が確立してくるでしょう。

注意して欲しいのは、「人にどう思われるかな~?」とか「より社会に貢献するにはどうしたらいいか?」など、他人軸で考えないことです。比較しないことです。純粋に、自分自身が何が好きで、何にワクワクするのか、という基準で行動しましょう。

好きなことがいまいち分からない場合は、ぜひ次の記事をご参照ください。好きなことの見つけ方をご紹介しています。

また、嫌いなことをやめることからスタートするのもオススメです。もちろん限度というものがありますが、出来る範囲で「嫌いなことをやらない」を実践してみましょう。

③自己受容する

自分軸を作るために大切なことの1つが、自己受容することです。自己受容とは、自分を許して愛してあげることです。

他人軸で生きている人は、ある意味、自分をないがしろにしている状態だとも言えます。自己評価が低く、自分を大切に扱っていない傾向にあるのです。

「自分の好きなことをやっていい」「嫌なことはやらなくていい」「自分は自分のままでいい」と自分を許してあげましょう。自己受容し、自分が好きなことをやれば、自分が幸せになり、自然と周りの人たちも幸せにするのです。

逆に、自分軸がある人は、自分を愛している傾向にあります。

自分を愛しているからこそ、自分の好きなことワクワクすることに集中できるのです。自分が本当にやりたいことに気づくことができるのです。(これは決してナルシストというワケではありません。)

勇気を出して小さな行動を積み重ねよう!

勇気を出して小さな行動を積み重ねよう!

今まで他人軸で生きてきた人が、自分軸に切り替えるのは最初は大変かもしれません。

「どうしても人から変に思われたらどうしよう?」のように不安になりますし、実際、人から何か指摘されようものなら「やっぱりやめようかな」と尻込みしてしまうこともあるでしょう。

ですので最初は、ストレスのかからない範囲、もしくはちょっと負荷がかかるくらいの、なるべく小さな行動からスタートするのも1つの手です。

・好きなことをする。
・嫌いなことをしない。
・ワクワクすることをする。
・心が向かないことはやらない。

自分軸を作るためには、とにかく勇気を出して行動することが大切です。

自分軸がある人は、もともとスゴい何かを持っていたワケではなく(もちろんそういうケースもありますが・・・)、自分の内なる声に従って、勇気を出してコツコツ行動をし続けてきただけなんです。

人は、あなたが思っているほど、あなたに関心はありませんから大丈夫です。

ぜひ、好きなこと・ワクワクすることを具体的にステップ化して、勇気を出してコツコツと行動を積み重ねていただけたらと思います。自然と自分軸が作られていくでしょう。

ちなみに、波動が高い人は間違いなく自分軸です。波動が高い人がどんな人なのかを知るのもオススメです。参考記事はこちら↓

あなた自身の波動を高めていくことも、自分軸を作ることにつながるでしょう。ぜひ、次の記事を参考に、波動を高めていってください。

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