オーリングテストが宗教と思われる理由と実際について考察
オーリングテスト(Oリングテスト)という筋肉反射テストがありますが、
「オーリングテストって宗教ですよね?怪しいです。」
のように認識している人も少なからずいるようです。
しかし、結論をいえば
宗教ではないし有用性のある診断ツールである
と断言できます。
では、なぜオーリングテストは宗教と思われてしまうのでしょうか?
今回は、その理由と、実際の有用性について詳しく解説(考察)していきます。
また、オーリングテストを正しく活用するために<知って欲しい5つの知識>も合わせてご紹介します。
目次
オーリングテスト(Oリングテスト)とは?
まず簡単に、オーリングテストについて解説します。
オーリングテストとは、大村恵昭氏によって考案された代替医療の診断法で、正式名称をバイ・デジタルO-リングテストといいます。米国で特許が認められている、信頼できる診断法です。
親指と他の指(人差し指や中指)で輪(O-リング)を作り、この輪を広げるように引いて、輪が離れるかどうかで診断します。
オーリングテストで診断できる仕組みとは?
実は、人の身体には微弱な電気が流れていて、電気信号のやり取りによって身体が動いています。
例えば、野球をしている時。
転がってきたボールを目で見たら、神経が「ボールが来たぞ!」と電気信号で脳に伝えます。そして、脳が「ボールを取れ!」と電気信号で神経や手足の筋肉へ指令を出すことで、身体が動くという仕組みになっています。
オーリングテストは、この電気信号のスイッチのON/OFFを利用したもの。
身体に質問をしたとき
・正しい時(YESの反応)⇒スイッチON⇒指に力が入る
・間違いの時(NOの反応)⇒スイッチOFF⇒指の力が抜ける
といった反応が表れるため、その違いを見ることで診断できるというわけです。
例えば、筆者の性別は【男】ですが、「わたしは【男】ですか?」と質問をかけたとき、答え方によって次のような差がでます。
「はい【男】です」
↓ ↓ ↓ ↓
正しいのでスイッチON。
指に力が入る。
輪っかが外れない。
「いいえ【女】です」
↓ ↓ ↓ ↓
間違いなのでスイッチOFF。
指の力が抜ける。
輪っかが外れる。
このように、「身体に質問をして、YES/NOの反応をみることで診断していく」のがオーリングテストなのです。
次の記事でも解説しています。
オーリングテストが宗教だと思われる3つの理由
米国で特許が認められ、代替医療の診断法としても使われるオーリングテストが、なぜ宗教だと思われるのか?その理由について解説します。
1.科学的根拠がないから
まず、「オーリングテストには科学的根拠がないこと」が一番の理由でしょう。
科学的根拠がないため…
「だから怪しい」
「だから信憑性がない」
「だから宗教っぽい」
と、批判の対象になりやすいのです。
オーリングテストは代替医療としての症例は数多くありますが、あくまで個別の事例報告にとどまっています。
西洋医学のようにランダム化比較試験などから有効性が示されているわけではありません。
皆が納得するような科学的根拠は見つからないために、オーリングテスト懐疑的な目で見られてしまいがちなのです。
2.スピリチュアル系の人がよく使うから
オーリングテストは、本来は代替医療の診断法として開発されたものですが、それ以外の診断ツールとしても多用されています。
特に、スピリチュアル系の人がよく使っている印象があります。
スピリチュアル系の人は、一般人の感覚からすると、科学的視点に欠けていてフワフワしている傾向にありますし…
神様であったり、特別な能力を持った人を妄信していたりするため、「何かの宗教にハマってる?」と思われやすいのです。
そういったこともあり、彼らが多用するオーリングテストを宗教的なものと勘違いしてしまう人もいるでしょう。
3.商品の販売時によく使われるから
商品の販売時に、「買うか否か?」「どれが良いか?」を診断するためにオーリングテストが使われることが、ホントにすごく多いです。
パワーストーンなどのスピリチュアル系の商品販売や、健康食品や健康サプリなどの販売現場でもよく見かけます。
最終的にオーリングテストを試みて
「あなたの身体がそう言ってます」
「あなたの身体がこれがベストだと教えてくれてます」
のような形で商品購入を促すため、外部からみると怪しさ満点なのです。
実際のところ、「オーリングテストはビジネス目的で悪用されることもある」という事実があります。
以上のように、オーリングテストが宗教だと思われる一番の理由は「科学的根拠がないから」ですが、スピリチュアル系の人が多用してたり、ビジネス目的で悪用されるケースがあることも、「怪しさや宗教っぽさ」につながると考えられるでしょう。
オーリングテストは間違いなく有用性のあるツール
じゃあ、オーリングテストは宗教なのか?信憑性がないのか?といえば、冒頭で述べたように「オーリングテストは宗教ではない」し、「めちゃくちゃ有用性のある診断ツール」だと断言できます。
科学的根拠がないことと、信憑性がないことは、イコールではありません。
オーリングテストは実際の医療現場にて活用されていますし、それによって症状が良い方向に改善している症例もたくさんあるのです。
私自身、オーリングテストなど「筋肉反射」を使った施術風景を何度も目撃しています。中には、「背骨の変形を数分で修復する」といった奇跡的なものもありました。
その先生曰く、「身体が治し方を教えてくれるので、その通りに施術しているだけ。」とのこと。
身体に質問をしたら、身体が正解を教えてくれる
というのがオーリングテストのキーポイントでしょう。
また、超一流のご神事をする古神道のプロフェッショナルなど、目に見えない世界を扱う人たちにとっても、身体から情報を引き出すというのは当り前の手段です。
審神者(さにわ)ツールとしてオーリングテストが使われており、私のお師匠さんもよく使っていました。
例えば、意識レベル(意識の進化度?)の数値を計ったり、ご神業に最適な場所を決めるときなど。(ごめんなさい!ちょっと宗教っぽいですね、笑)
このような自身の体験からも、「オーリングテストが有用性のある診断ツール」であることを確信しています。
有効活用のために知って欲しい!オーリングテストの5つの知識
オーリングテストを悪用する人に騙されたりせず、正しく有効活用するために、次の5つのことを知っておきましょう。
①オーリングテストに依存してはいけない
オーリングテストは優れた診断ツールではありますが、これだけに依存してはいけません。
日本タッチフォーヘルス・キネシオロジー協会では「筋反射テストは、あなたの思考にとって代わるものではない」と説明しています。
オーリングテストはあくまで判断材料の1つに過ぎないのです。
基本的には、あなたがどう感じ、どう思い、どう考え、どう判断するのかが重要です。
そのためにも判断に必要な情報をインプットしたり、自分自身で熟考して答えを導き出す姿勢を持つことが大切でしょう。
②バイアスがかかると正しい結果にはならない
オーリングテストでは正しい結果が出ないことも多いのですが、その一番の原因がバイアスがかかることです。
「こういう結果が出て欲しい」「これは絶対に嫌だ!」みたいな気持ちを強く持ったままオーリングテストをすると、それが結果に影響を与えてしまいます。
例えば、納豆嫌いな人に「納豆が身体に合うかどうか?」を診断してもらったとしたら、「納豆は食べたくない!NOの反応になって欲しい!」という気持ちでテストをするので、「結果もNOになりやすい」ということ。
「意図」が結果に左右するのです。
言い方を変えればコントロール可能ということ。
特に、医者と患者など、パワーバランスに偏りがある関係性においては、立場の強い方(この場合は医者)の意図が強く影響するので注意が必要です。
③ニュートラルが超重要!
だからこそ、オーリングテストをする側もされる側も「ニュートラル」が超重要なのです。
判断に必要な情報をインプットしたり、科学的な視点で学びを深めることも大切ですが、オーリングテストを実践する瞬間にはすべてを横に置いておきましょう。
何も考えない。思考しない。
ただただ身体に聞く。
身体の声を聴く。
そんなニュートラルな感覚でオーリングテストに臨むことが本当に重要です。
バイアスをかけない!意図を含めない!そのためのニュートラルです。
④反転してたら結果は真逆になる
「反転」といってオーリングテストの結果が真逆に出ることがあります。
反転している場合には、正常に戻すための作業が必要になってきます。
もし反転に気付かないままテストをすると、真逆の答えが出てしまうために、「健康になりたいのに、どんどん不健康になっていく」なんてトンチンカンなことになってしまうことも。
実際、治療院の先生が反転していた、という実例もあります。
「患者さんがなかなか改善してくれなくて…」と悩んでいたところ、実は先生自身が反転していたことが原因だった、というパターンです。
⑤日々禊をし、心身をクリーンにしておくことが大切
オーリングテストをするときだけ、いきなり「ニュートラルな感覚で」と言われて、すぐにそんな状態にはなれないものです。
ニュートラルにも慣れが必要。
そして、ニュートラルになるために、「あーしたい、こーしたい」というエゴを禊ぐということも大切ですし、食を整える・適度な運動・規則正しい生活のような身体を整えることも大切。
心と身体がクリーンで健康なら、ニュートラルが深まりやすく、オーリングテストに必要な前提条件が整いやすいのです。
特に、オーリングテストを実施する施術者(一人オーリングテストの場合は、自分自身)が、心身をクリーンにするよう日々心掛けることが大切です。
まとめ~オーリングテストを正しく有効活用しよう
以上、オーリングテスト(Oリングテスト)について、宗教と思われてしまう理由や、実際の有用性について詳しく解説(考察)してきました。
・科学的根拠がないから
・スピリチュアル系の人がよく使うから
・商品の販売時によく使われるから
ということでしたが…
・米国では特許が認められている、代替医療の診断法である。
・実際、代替医療としての症例が数多くあるのは事実。
・オーリングテストが宗教ではないのは明白。
・めちゃくちゃ有用性のある診断ツール。
このように、当メディアではオーリングテストは素晴らしい診断ツールであると認識しています。
この素晴らしいツールを正しく活用するために、知って欲しいこともお伝えしました。
①オーリングテストに依存してはいけない
②バイアスがかかると正しい結果にはならない
③ニュートラルが超重要!
④反転してたら結果は真逆になる
⑤日々禊をし、心身をクリーンにしておくことが大切
このようにオーリングテストはシンプルなゆえに、結構難しかったりします。
あくまでサポートのための診断ツールとして、「ニュートラル」を意識してご活用いただけたらと思います。
一人でできるセルフオーリングテストのやり方は次の記事をご参照くださいませ。
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