産土神社21日参りとは？効果や具体的なやり方(セリフ付き)

このページでは、産土神社(うぶすなじんじゃ)の21日参りについて詳しく解説していきます。この記事を読むことで、

などなどを知ることができます。

ぜひ、産土神社の21日参りを実践して、神様とのムスビを強め運氣をアップし、お願い事をどんどん叶えていただけたら幸いです。

そもそも21日参りとは？

21日参りとは、簡単にいうと「願い事を叶えるために21日間連続でお参りすること」を言います。

その間、1日でも欠かすと、また最初からやり直しになります。

21日間＜連続で＞お参りすることがポイントです。なので、出張の多い方や神社まで遠い方など、お仕事や家庭環境によっては難しいこともあるでしょう。

21日参りの基本は産土神社(氏神神社)へお参りします

21日参りは自分の好きな神社へお参りするのではなく、産土神社(氏神神社)へお参りします。

最近は

・産土神社(うぶすなじんじゃ)
・氏神神社(うじがみじんじゃ)

が混合されることが多いですが、次のように違いがあります。

産土神社

「土地の神様」をお祀りする神社であり、担当する地域に住んでいる人たちを守ってくれています。現在住んでいる土地の神様は「今一番お世話になっている神様」ですから、とても大切にすべき存在です。

氏神神社

「氏」の神様をお祀りする神社のこと。藤原氏、平氏、源氏などが有名で、氏神は祖先神ともいえます。祖先神ですから、藤原氏は藤原氏が祭る氏神様を信仰するため、自分以外のところにはいきません。

本来は「土地の神様＝産土神様」ですが、現代では「土地の神様＝氏神様」と呼ばれることが多いです。

ですので、あまり細かな名称にこだわらず「産土神＝氏神」という認識でも良いですが、この記事をお読みのあなたには、

と覚えていただけたら幸いです。

そんな土地の神様をお祀りする産土神社にて21日参りを行います。

産土神様って実はとんでもない存在なんです。
次の記事で産土神様(うぶすなのかみさま)の深い話をしていますので、良かったらチェックしてくださいね。産土神社の探し方についても詳しく解説しています。

産土神社21日参りの2パターンの効果とは？願い事が叶う！？

産土神社21日参りの効果として大まかに2つのパターンがありますので、それぞれご紹介します。

1．禊やムスビを強めることによる効果

まず、今まで産土神社での21日参りをしたことがない人の場合、「ムスビを強める」という意味での21日参りを行います。

これを行うことで産土神とのムスビを強めることができますし、「禊(みそぎ)」の効果があります。

『神道は禊にはじまり禊に終わる』という言葉がありますが、禊には

の2つの意味があり、産土神社へお参りすることで、邪気を祓ってくださりエネルギーを補給してくれます。

産土神社の21日参りが終わる頃には、とてもスッキリし元氣になっているのを感じていただけるでしょう。

また、産土神様とのムスビを強めておくことで、産土神様がより守ってくれるようになります。守りやすくなる、という表現のほうが適切かもしれません。

その結果、「大難を小難に 小難を無難に」のように、災いを最小限に抑えることができたりします。厄年の人には、ぜひ産土神社の21日参りをして欲しいですね。

2．お願い事が叶う！願望成就の効果

すでに上記で解説した「ムスビを強める」意味の21日参りを完了しているという前提で、何かお願い事がある場合にも、産土神社の21日参りはとても有効です。

「お金持ちになりたい！」のようなエゴ丸出しの願望だと難しいかもしれませんが、天の道理に沿う願望であれば、それが成就するよう働きかけてくれるでしょう。

実際に私自身も、21日参りでお願いしたことはほぼほぼ実現しています。

21日というのが重要で、21日間の継続によって潜在意識に変化がおこって「引き寄せ効果が働く」といった影響もあると考えられていますね。

21日参りのやり方４ステップ！具体的な文言をご紹介

では次に、産土神社の21日参りをどのように進めていくのか、4つのステップで解説していきます。

①スケジュールを確認する

21日間連続で参拝に行きますので、まずはスケジュールを確認することが大切です。途中で行けない日があったらリセットされますので、また第1日目からリスタートしなくてはなりません。

②初日のご挨拶

産土神社に参拝に行きます。途中の細かい参拝作法は割愛します。作法が気になる方は、次の動画をご参照ください。

お参りの際には、例えば次のような文言を述べます。

＜＜初めて21日参りをする場合＞＞

小声でも良いので、しっかりと口に出して言いましょう。

※「◯◯神社の産土神様(うぶすなのかみさま)」の部分は、「◯◯神社の大神様」でも良いです。

※注意点としては、ご祭神の神名ではないということ。

ご祭神というと「アメノコヤネノミコト」「ニニギノミコト」など、特定の神様の名前のことです。ご祭神ではなく、地域を守ってくれている産土神様(うぶすなのかみさま)という意識でお参りすることが大切です。

＜＜お願い事のために21日参りをする場合＞＞

このように行動し努力する前提でのお願いごと、ある意味、決意表明のような形が良いと思います。「頑張るのでどうぞ力を貸して下さい」という祈りですね。

神社参拝におけるお願い事の仕方について、次の記事も参考になるでしょう。

③2日目～20日目のお参り

＜＜初めて21日参りをする場合＞＞

＜＜お願い事のために21日参りをする場合＞＞

●日目の部分が21日目になるまで、21日間連続でお参りにいきます。

④21日目(最終日)のご挨拶

産土神社21日参りの最終日は、しっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。

＜＜初めて21日参りをする場合＞＞

＜＜お願い事のために21日参りをする場合＞＞

産土神社の21日参りの理想的な参拝時間帯は？

21日参りをする時間帯は、理想的には午前中が良いとされています。
午前中が無理なのであれば、昼過ぎでも夕方でももちろん構いません。

ただ、神社によっては、夕方には門が閉まってしまうところもあるので要注意です。

門が閉まっていた場合、21日参りは最初からやり直しになるのか？

例えば、仕事の都合などで朝から晩まで忙しく、「産土神社に到着したら22時くらいになってしまった、しかも門が閉まっている」なんてケースもあるでしょう。

お師匠さん(ご神業のプロフェッショナル)に確認したところ、その場合は、近づけるところまで近づいて本殿に向かってご挨拶すれば良いそうです。ただ、当日中(23時59分59秒)までには、しっかりとご挨拶を済ませるようにしましょう。

産土神社の21日参りをして運気を高めよう！

以上、産土神社の21日参りについてお伝えしてきました。

21日参りを行うことで、産土神様とのムスビを強めることができますし「禊(みそぎ)」の効果があります。クリアリングとチャージングによって元氣になります。

そして、それが一番エネルギーが出ている状態なんです。

そんな状態で日常を過ごすことで、物事が良い方向に進むと考えられませんか？結果的に運氣が上がっているな～と思えることが現象化してくるでしょう。

また、産土神社の21日参りをすることで、お願い事が叶うことも多いです。タイムラグがあるため、21日参りの効果なのかどうか気付かないかもしれませんが。

エゴまみれのお願いにならないように注意し、ぜひ願望成就のために21日参りをしていただけたらと思います。

実は！何よりも、21日参りをすることで縁ある神様のおチカラを高めることにも繋がるそうです。全体のために徳を積むという意味でも、21日参りはオススメです。

ちなみに「どんなお願い事をするのか？」について、天命を意識するのも良いかもしれません。天命については次の記事で詳しく解説しています。

また、産土神社の21日参りとは別に、恵方参りもオススメです。恵方参りについては次の記事で詳しく解説しています。