人生曲線(感情曲線)による使命やミッションを見つけ方伝授

自己分析ツール人生曲線(感情曲線)で使命やミッションを見つける方法

人は誰しも、この世でなすべき使命ミッションを持っています。

でも、

「使命やミッションなんて分からない!検討もつかない!」

という人も多いようです。

そこでこの記事では、使命やミッションを見つける方法について詳しく書いていきます。

今回は、紙と鉛筆さえあれば誰でも気軽に取り組める「人生曲線(感情曲線)」という自己分析ツールを使った方法をご紹介します。

目次

使命・ミッション・天命は、過去の自分の経験から導き出せる

使命・ミッション・天命は、過去の自分の経験から導き出せる

まず最初に、人生曲線(感情曲線)を使う意義について知ってもらうために、前提知識を簡単に解説します。

使命やミッション、さらには天命というものは、どこか全く別のところであなたを待っているわけではありません。

今までのあなたの人生において、すでに何らかの形でずっとやってきている(表現してきている)と考えられます。

というのも、人の中には「エゴの自分」と「魂の自分」がいますが、魂の自分は使命やミッションを知っているからです。

使命・ミッションは抽象度を上げると「天命」に総括でき、これらは同時に<課題>ともいえます。

「天命」

私たちの魂は「今回の人生で●●をやります!」という課題を設定し、課題を達成するための綿密な計画を立てて生まれてきているそうです。

これは魂のブループリントと呼ばれるもので、より詳しく知りたい方は次の書籍をご覧下さい。

つまり、あなたの魂は、あなたの課題(使命・ミッション・天命)をクリアするために、生まれた時から今までず~~っと導いてくれていたということ。

人生を振り返ると、嬉しかったこと楽しかったこと、苦しかったこと挫折したことなど、良くも悪くもさまざまな経験をしてきたことと思いますが・・・

魂の視点で観ると<まさに計画通り>だったりします。

エゴの視点ではツラく苦しい経験であっても、魂の視点では・・・

「課題をクリアするために」
「魂の成長のために」

自ら設定した経験であり、魂にとっては“喜び”だったりするのです。

すなわち、

過去の経験を振り返り紐解くことで、使命やミッション、天命を導き出せる

ということ。

その具体的な方法論が、人生曲線(感情曲線)という自己分析ツールなのです。

自己分析ツール人生曲線(感情曲線)を作ってみよう!書き方3ステップ

人生曲線(感情曲線)を作ることで、自分の過去の体験と感情の浮き沈みを視覚化することができ、客観的に分析できるようになります。

結果、使命やミッションが見えてくるというわけです。

論より証拠ということで、私自身の作品を元に、実際に人生曲線(感情曲線)を作ってみましょう。書き方は次の3ステップに分けられます。

①人生曲線(感情曲線)のグラフを用意する

次の図のように、横軸を年齢(時間)、縦軸を感情とするグラフ書きます。(画像をクリックすると画像のみ表示されます)

①人生曲線(感情曲線)のグラフを用意する

図では、横軸は0歳からスタートしていますが、記憶を思い出せる範囲の年齢でも問題ありません。

②感情が+-に振れた体験と、そのときの感情を書き込む

次の図のように、「いつ(年齢)何があって(体験)どんな感情になったのか?」を詳細を書いていきます。(画像をクリックすると画像のみ表示されます)

②感情が+-に振れた体験と、そのときの感情を書き込む

感情の上側【+】が「嬉しかった」「楽しかった」「幸せだった」などの感情。あなたがプラスに思っている原体験です。

感情の下側【-】が「辛かった」「苦しかった」などの感情。あなたがマイナスに思っている原体験です。

ここはあなたの主観で結構です。

同じ体験であっても、人それぞれ捉え方は違うもの。

人と比較せず、あなた自身の主観で+-の感情の評価をすることが大切です。

私の例においては、かなり簡略化していますが、実際にはもっと詳しく書いていきましょう。

・そのとき起こった事実
・そのときの人間関係
・そのときの感情
・そのときどんな行動を起こしたか
・そのときどんな思考をしたのか

などなど。

「あんなことがあって嬉しかった」「こんなことがあってイヤだった」など、単なる過去の振り返りになってしまわないように注意しましょう。

③線でつないで曲線を描く

最後に②で書いた点を繋いで、曲線にしていきましょう。(画像をクリックすると画像のみ表示されます)

③線でつないで曲線を描く

実際には、感情は毎日プラスになったりマイナスになったりするので、人によってはこのグラフに違和感を感じるかもしれませんが・・・

今回の目的は人生曲線(感情曲線)から使命・ミッション・天命を導き出すことなので、特に大きく感情が動いた体験だけ抽出してグラフ化していけば大丈夫です。

分析タイム!人生曲線(感情曲線)の共通点を導き出そう

分析タイム!人生曲線(感情曲線)の共通点を導き出そう

次に、完成した人生曲線(感情曲線)の「山」「谷」から共通点を導き出していきます。

人にはそれぞれ感情のクセ・思考のクセというものがあります。
魂のクセと言ってもよいかもしれません。

あなたは今まで、何気なくモノゴトを判断したり、モノゴトに取り組んできたかもしれませんが、クセがあるからこその「あなたならではの共通点」を見つけることができるのです。

例えば、私の場合は、前項でご紹介したグラフから、おおよそ次のような共通点が見えてきます。

山・・・感情(+)
明確な目標や目的があり、何かに一生懸命打ち込んでいるときは、感情が大きくプラスになる。
谷・・・感情(-)
明確な目標や目的が失われ、生きる方向性が見えなくなったときは、感情が大きくマイナスになる。

こういった共通点から・・・

私たちヒトが、個の花を咲かせる生き方・働き方のために大切なことは、

魂レベルで本当にやりたいことをやること!天命に生きること!

だと思っており、「そんな生き方をする人を増やしていく!」という志をもって本メディアのような活動をさせてもらっています。

実際には、人生曲線(感情曲線)の他にもたくさんのワークをやった上で、この志に辿り着いたのですが、このワークもかなり有効だと感じています。

挫折や失敗、黒歴史には使命やミッションが隠れている?

人生曲線(感情曲線)で特に注目して欲しいのが、グラフの「谷」の部分です。

「辛かった」「苦しかった」など、自分の心がマイナスに強く動かされた原体験です。

これは「挫折」や「失敗」、人には語りたくない「黒歴史」と言った方が分かりやすいかもしれません。

実は、「挫折」「失敗」という黒歴史にはライフワークの種があり、使命やミッションにつながっていることが多いんです。

なぜかと言うと、挫折や失敗には、その経験から学べることがあるからです。教訓を得ることができるからです。

その学びや教訓は、誰かのために活かし役立てることができます。

あなたはいわば「その体験における挫折や失敗の先輩」なんです。

・今、過去のあなたと同じように苦しんでいる人
・これから同じような体験をする人

先輩として、こういった人たちのために働くことができるんです。

逆説的に言えば、

あなたの挫折や失敗は、使命やミッションに気づくために自ら計画して体験した

と言えるでしょう。

人生曲線(感情曲線)の「山(+の体験)」よりも「谷(-の経験)」のほうが、使命やミッションが分かりやすく表現されていることが多いです。

その点を意識して分析してみましょう。

挫折や失敗という闇を「光」に変換するコツは【おかげさまの心】です!

挫折や失敗という闇を「光」に変換するコツは【おかげさまの心】です!

多くの人は、挫折や失敗の経験に対して、マイナスのラベルを貼ってしまう傾向があります。

挫折や失敗を

・ネガティブな体験
・人生の谷底・どん底
・思い出したくない過去
・触れたくない過去
・黒歴史
・辛かった過去
・苦しかった過去/p>

として仕分けしているのです。

確かに「●●歳のとき、○○という大失敗をした」という、その一点だけを見ると、マイナスのラベルを貼るしかありません。闇でしかありません。

しかし、点ではなく線で見ると・・・、すなわち人生という長いストーリーで見ればそうではありません。

挫折や失敗という要素があるからこそ、最高のエンディングを迎えることができるのです。闇が光に変わるのです。

挫折や失敗という闇を光に変換するコツは「おかげさまの心」です。

挫折や失敗のおかげで、学びや教訓が得られ、誰かの役に立つことができます。使命やミッションを発見できます。

ですので、人生曲線(感情曲線)の「谷(-の経験)」を分析するときには、

・○○のおかげで、▲▲を学ぶことができた。
・○○のおかげで、▲▲という教訓を得ることができた。

のように「おかげさまの心」で谷の経験に向き合ってみましょう。

まとめ~まずは気軽にワークをしてみましょう!

以上、使命やミッションを見つける方法として、「人生曲線(感情曲線)」という自己分析ツールの書き方を具体的にご紹介しました。

あなたの魂は、あなたの課題(使命・ミッション・天命)を知っているから、すでに何らかの形で表現してきている。

だから、過去の経験を振り返り紐解くことで、使命・ミッション・天命を導き出せる。

その具体的な方法論が、人生曲線(感情曲線)という自己分析ツールということでした。

過去の自分と向き合うのはなかなか大変かもしれません、特に「挫折」「失敗」というネガティブな過去のことを考えるとツラくなる人いるでしょう。

その場合は、無理をせず、できる範囲でマイペースに取り組んでいただけたらと思います。

また、1回だけやって終わりにするのではなく、何回もやっていくことをオススメします。やっているうちに「あんなこともあった」「こんなこともあった」と、記憶のフタがどんどん開いてくるものです。

回数を重ねるほどブラッシュアップされ、人生曲線(感情曲線)のワークの精度も上がってくるでしょう。使命やミッションの輪郭も、より明確になっていくはずです。

何はともあれ、まずは一回、人生曲線(感情曲線)のワークに取り組んでいただけたらと思います。

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