ホ・オポノポノ~4つの言葉で悩みが消えるスゴイ原理や効果とは
ホ・オポノポノという言葉をご存じですか?
ホ・オポノポノはハワイの伝統的な問題解決の知恵であり、4つの言葉を唱えるだけで悩みが消えるという癒しのツール。世界的にも広く取り入れられています。
今回はホ・オポノポノについて、
「ホ・オポノポノがどんなものなのか?」
「どんな原理が働いているのか?」
「どんな効果があるのか?」
など、初めて聞いた方にも分かりやすいように詳しく解説していきます。
ホ・オポノポノは、神道における『禊(みそぎ)』に通ずる部分もあり、波動を上げる効果もあります。
背景にある原理をしっかりと認識しておくことで、ホ・オポノポノの効果も一段と高まるでしょう。
ぜひ最後までお読みいただき、ホ・オポノポノを有効活用していただけたら幸いです。
目次
ホ・オポノポノとは?
ホ・オポノポノはもともとは、ハワイにおける伝統的な解決法や考え方、病気からの回復法・予防法のことを意味しています。
ハワイ語においてホ・オポノポノは
「心の洗浄。祈り、議論、告白、後悔、互いの補償と許しによって関係を整える家族会議」
と定義されています。
これをハワイ伝統医療のスペシャリストであるモーナ・ナラマク・シメオナ女史(1913-1992)が、現代社会で活用できるようアレンジしたのが「セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)」です。
モーナ・ナラマク・シメオナ
州宝 Sith-Hooponopono創始者
(1913-1992)
出典:hooponopono-asia.org
近年、日本でも広く認知されつつあるホ・オポノポノは「セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)」のことを指します。
以後、当メディアではSITHのことをホ・オポノポノと呼びます。
ホ・オポノポノは国連やUNESCO、WHO(世界保健機関)、ハワイ州立大学ほか、さまざまな国際会議や高等教育の場でも紹介されています。
その目指すところは「この地球上に人間として生を受けたことの個人的な意味」をより豊かに理解し、さらなる気付きへと歩みを深めること。(ホ・オポノポノ公式サイト参照)
ホ・オポノポノは国籍、年齢、性別、宗教を問わず、誰でも、誰の力も借りずに実践できる問題解決メソッドです。
その教えはハワイから飛び出し、世界中に広く共有されています。
ホ・オポノポノは潜在意識のセルフクリーニングツール
ホ・オポノポノの考え方のベースは
「私たちに起こる様々な問題は他人のせいではなく、自分の「潜在意識」の中にある「記憶」が現実化したもの。
記憶を手放し消していくこと、つまり記憶の消去(クリーニング)を行うことで問題を解決しよう!」
というもので、潜在意識のセルフクリーニングツールとして紹介されています。
思い出すことがないような遠い過去の体験であっても、潜在意識の中にはしっかりと蓄積されていて、私たちの思考や選択に大きな影響を及ぼしています。
今世の記憶だけでなく、過去生の記憶まで含みます。
潜在意識の中に悪い記憶があれば悪いことが現実におきるし、良い記憶があれば良いことが現実におきます。
引き寄せの法則の考え方と共通するものがあるでしょう。
ホ・オポノポノのクリーニングを実践することで
悪い記憶がクリアリングされ、私たちに起こる問題(悪いこと)も解消されていく
と考えられています。
シンプルで簡単!ホ・オポノポノのやり方は4つの言葉を唱えるだけ!
ホ・オポノポノのやり方はとても簡単です。
具体的にやることは次の4つの言葉を唱えるだけ。
この4つの言葉を繰り返し唱えることが、ホ・オポノポノの基本のクリーニング方法です。
ホ・オポノポノの良いところは、この言葉を繰り返し唱えていれば効果があるという“シンプルさ”にあります。
たったこれだけ?
と思うほどに簡単でシンプルな実践方法なので、「本当に効果があるのか?」と心配になるかもしれませんが、効果を実感している人はたくさんいるので、騙されたと思ってやってみませんか?
4つの言葉は誰(何)に向けて唱えるのか?
4つの言葉を誰(何)に向けて唱えるのか?というと、自分の潜在意識や、潜在意識の中の記憶です。
ホ・オポノポノでは潜在意識のことを「ウニヒピリ(Unihipili)」と呼んでいます。
唱える時は声に出しても良いですし、心の中で唱えるのでも構いません。繰り返し繰り返し唱えることで、潜在意識の中にある悪い記憶をどんどん消去していきます。
インナーチャイルド(子供のころの記憶)を癒すことができます。
朝起きた時、食事前、寝る前、入浴中、通勤中など、ルーティン化すると良いでしょう。
4つの言葉はアレンジしても大丈夫!
「ごめんなさい」「許してください」に違和感や苦しさを感じる人もいるようです。
その場合は、省略して「ありがとう」「愛しています」だけにしたり、「最終的には愛していますだけ言えばOK!」とする考え方もあります。
また、順番を入れ替えるのもOK。
あなたにとって「言っていて心地良いように」「しっくりくるように」アレンジしても構いませんので、ベストな言い回しを見つけましょう。
さらに具体的なやり方については、次の記事が参考になるでしょう。
ホ・オポノポノで潜在意識をクリーニングできる原理とは?
なぜ4つの言葉「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と唱えるだけで、潜在意識のセルフクリーニングができるのでしょうか?
ホ・オポノポノで登場する自己を形成する4つの要素とは?
ホ・オポノポノでは次の4つの要素によって、自己(セルフアイデンティティー)が形成されていると考えています。
・神聖なる存在・・・ディヴィニティー(divinity)
・超意識・・・アウマクア(Aumakua)
・表面意識・・・ウハネ(Uhane)
・潜在意識・・・ウニヒピリ(Unihipili)
この4つが1つの共同体として働いています。
◆ディヴィニティー(神聖なる存在)
「宇宙の根源エネルギー」「天地宇宙のすべて」「神」のように言い換えることができるでしょう。
◆アウマクア(超意識)
高次な自己といわれています。「神我(真我)」「アートマン」「直霊(なおひ)」「モナド」「ハイヤーセルフ」のようなもの。「自分自身の本体」「自分自身のエネルギーの根源」と言ったら分かりやすいかもしれません。
アウマクア(超意識)は潜在意識の影響を受けず、常にディヴィニティー(神聖なる存在)と一体です。
◆ウハネ(表面意識)
普段、思考している私たちの日常的な意識のこと。
アウマクア(超意識)からのインスピレーション、または潜在意識の記憶の指示にしたがいますが、たいていは潜在意識の記憶に支配されています。
◆ウニヒピリ(潜在意識)
幼少期のトラウマなどの「インナーチャイルド」にも対応しますが、それだけにとどまらず、地球の誕生から陸海空に存在するすべての動植物、生命体、無機質までの記憶、アカシックレコードを含んだものの総称とされています。魂のメモリーバンク。
以上、ホ・オポノポノの原理を理解するために、これらの4つの要素をしっかりと覚えておきましょう。
ホ・オポノポノで潜在意識のクリーニングができるまでの6ステップ
公式サイトを見ると、ホ・オポノポノの実践により、4つの要素が次の6つのステップをたどることで、潜在意識のクリーニングができるとされています。
①ウハネ(表面意識)がホ・オポノポノを実践!これはイコール『ディヴィニティー(神聖なる存在)への記憶のクリーニング依頼』。まず最初に、依頼内容はウハネ(表面意識)からウニヒピリ(潜在意識)に降りていく。
②ウニヒピリ(潜在意識)へ降りた依頼内容は、ウニヒピリからアウマクア(超意識)へと昇る。
③アウマクア(超意識)は依頼内容を整えて修正し、ディヴィニティー(神聖なる存在)のもとに届けられる。最終的な精査・検討がなされる。
④ディヴィニティー(神聖なる存在)は変換エネルギーをアウマクア(超意識)へ流し込む。
⑤その変換エネルギーは、アウマクア(超意識)からウハネ(表面意識)へと流れていく。
⑥ウハネ(表面意識)からウニヒピリ(潜在意識)へと流れたら、依頼した記憶はクリーニングされ、無となり去っていく。
以上の6ステップによって、潜在意識の記憶のクリーニングがなされるとのこと。
ホ・オポノポノのことが書かれている他のブログやサイトでは、潜在意識ウニヒピリのみに焦点が当たっていることが多いですが…
高次元の自分であるアウマクア(超意識)を通し、ディヴィニティー(神聖なる存在)のエネルギーによって記憶がクリーニングされている
というのが重要なポイントでしょう。
何も考えずに4つの言葉を唱えるだけでも十分に効果はありますが、このような奥深い背景があることを認識しておくことで、より効果を実感できるかもしれません。
ホ・オポノポノの実践は神道の『禊(みそぎ)』と同じ?
ホ・オポノポノで潜在意識をクリーニングことは、神道における『禊』に通ずるものがあります。
神道は禊に始まり、禊に終わるといいます。
禊の神話的な起源は、伊邪那岐命(イザナギノミコト)が死者の国から帰ってきたときに、穢れを祓うために、筑紫日向橘小戸の阿波岐原で禊祓(みそぎはらい)を行ったことにあります。
禊というと滝に打たれることをイメージされるかもしれませんが、海や川に入るのも禊、祝詞を唱えるのも禊、神社参拝の行為自体も禊になります。
禊の方法はたくさんあるのです。
禊をすることで「自分の不要なもの、エゴ、感情、怒り、悲しみ、苦しみ、悔い、罪悪感、執着」などをクリアリングできます。
禊を続けることで「表面意識」「潜在意識」がクリアリングされ、その奥にある御霊が顕現、そして、神我一体の境地にたどり着くことができるのです。
ウハネ(表面意識)とウニヒピリ(潜在意識)をクリアリング(禊)することで、アウマクア(超意識=御霊)へとつながり、ディヴィニティー(神聖なる存在=神)と一体になれる。
ということで、ホ・オポノポノの実践は神道の禊ととても似ていると思いませんか?
ホ・オポノポノの効果~記憶のクリーニングでどうなる?
ホ・オポノポノで潜在意識の記憶をクリーニングすることで、どんな効果があるのでしょうか。
私たちは本来、ディヴィニティー(神聖なる存在)から、人生に必要なインスピレーションを与えられている
とホ・オポノポノは考えます。
しかし、ほとんどの人は潜在意識の記憶が混在しており、それが邪魔してインスピレーションが入る隙間がないのです。
例えば以下のようなもの。
幼い頃に両親から十分に手をかけてもらえなかったという記憶
→両親を許せないという思いがあり、その影響でそんな自分を責め、自分は幸せになってはいけないと思ってしまい、幸せになれない選択肢ばかりを選んでしまう。
幼い頃にお金で苦労したという記憶
→お金に対する嫌悪感をもっていて、経済的に豊かになれないことばかりしてしまう。
幼い頃に仲間外れにされたという記憶
→人から拒否されるのを極度に恐れてしまい、自分がやりたいことよりも人を優先してしまう。
などなど、たくさんのネガティブな記憶が混在し、私たちの人生にネガティブな影響を与えています。
そんな記憶を消去していくことで、雲の隙間から光がさすようにインスピレーションがやってくるようになります。
インスピレーションは必要なときに必要なタイミングで届くもの。
インスピレーションを当たり前のように受け取れるようになると、必要なときに必要な人・モノ・コトが手に入る(気付ける)ので、自然に幸せになっていくのです。
ホ・オポノポノによって潜在意識がクリーニングされれば、『仕事/人間関係/恋愛/お金/健康/病気/子育て』などなど、様々な問題が解決していくと考えられています。
ホ・オポノポノの実践で波動が上がる!
ホ・オポノポノの言葉はとても波動が高いので、唱えるだけで波動を上げる効果が期待できます。
別の記事にて『波動の高い言葉・言霊』の1つとしてホ・オポノポノをご紹介しています。
実は、「ありがとう」よりも波動の高い言葉かもしれません。
まとめ:ホ・オポノポノで「ほんとうの自分」を生きよう!
以上、ホ・オポノポノがどんなものなのか解説させていただきました。
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています
この4つの言葉を繰り返し唱えるだけで、潜在意識の記憶がクリーニングされ、私たちに起こる問題を解消することができます。
ホ・オポノポノの公式サイトには次のように書かれています。
問題は、外にはありません。
問題の本当の原因は、あなたの内にいるもう一人の自分『ウニヒピリ』が、 これまで溜め込んできた記憶です。
「ホ・オポノポノ』であなたは、記憶を消去する方法を学びます。
そして、もともとあなたが そうであったはずの完璧で美しい 「ほんとうの自分」を生きるのです。
イハレアカラ・ヒューレン博士
参照:公式サイト ホ・オポノポノとは
「ほんとうの自分」というのは、
ウニヒピリ(潜在意識)と手を取り合うことで、
アウマクア(超意識)が顕現し、
ディヴィニティー(神聖なる存在)とつながっている。
つまり、4つが1つの共同体として機能している自分のことです。
ホ・オポノポノにより潜在意識のクリーニングが進めば、そこから生じていたマイナスの影響がなくなり、ディヴィニティーからインスピレーションがどんどん降りてくるようになります。
ぜひ日常にホ・オポノポノを取り入れて、「ほんとうの自分」を生きていきましょう!
ホ・オポノポノについて、他の記事でもまとめています。より深く知るためにぜひチェックしてください。
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