【スピリチュアル】波動の意味を5つのポイントで超解説!
「波動(はどう)」という言葉を聞いたことはありますか?
「ここは波動の良い場所」
「この音楽は波動が高い」
「○○さんは波動が高い人だ」
など、いろいろな言われ方をします。
特にスピリチュアル業界でよく聞くキーワードなので、怪しいという印象をお持ちの方も多いかもしれません。
でも、波動の意味を深く知れば、波動の重要性に納得していただけるのと同時に、
波動を上げていきたい!高めていきたい!
と思ってもらえるはずです。
なぜなら、波動を上げることは人生を良くすることに直結するからです。
そこでこの記事では「波動とは何か?」について、物理(量子力学)的な視点も交えつつ、スピリチュアル的な解釈をお伝えしていきます。
目次
【1】波動(はどう)とは?万物すべては「波動=エネルギー」
物理学での波動とは「何らかの物理量の空間分布パターンが伝播する現象」のこと。シンプルに言えば「波が伝わっていくこと」を指します。
水滴が水面に落ちたシーンをイメージすると分かりやすいです。
水滴の落下地点を中心に波紋が広がっていきますよね。
これは波が伝わっていく様子(波の動き)そのものであり、すなわち波動です。
また、「波が伝わっていく=そこにはエネルギーがある」ことから、スピリチュアルの世界では波動とエネルギーがセットで扱われることが多いです。
正確にはイコールではありませんが、
波動≒エネルギー
と考えてもらっても良いでしょう。
スピリチュアルの世界では
万物すべては波動でありエネルギーである
と表現されます。
実はこのことは、物理(量子力学)的な視点でも説明できますので、次の章で解説していきます。
【2】物理(量子力学)的に、万物すべてが「波動=エネルギー」であることを知る5つのステップ
ステップ1.すべての物質は【分子→原子→電子】とミクロに分解できる
前述した水の波紋は目で見える波動ですが、目に見えないミクロの世界においても波動は存在します。
まず、水は次のイラストのように、分子→原子→電子と、小さく分解できます。
このような「ミクロな物理現象を記述する力学」のことを量子力学といいます。
【ポイント①】すべての物質はミクロに分解できる
ステップ2.原子は99.99%が空間?私たちはみんなスカスカ!?
そんなミクロな世界において、原子の構造・性質が視覚的に分かるようにした原子モデルがあります。
電子が原子核(中性子と陽子)の周りをクルクル回っている、次のようなイラストを指します。
出典:covez.jp
このイラストを見るかぎりでは、“中心の原子核”と“外側の電子”の距離が近くに見えますが、実際にはとんでもなく離れているんです。
電子の軌道の大きさ、つまり原子モデル全体を東京ドームとすると、中心の原子核はなんとお米1粒くらいの大きさにしかなりません。
イメージが湧きますか?
ここで言いたいことは、
原子核と電子の間はスカスカの空間であり、原子の99%は空間で構成されている
ということ。もちろん、水もスカスカ。
世の中の全ての物質は原子の集合体です。ということはつまり、人体、動物、植物、鉱物、机、パソコン、自動車、石、コンクリートなど、すべての物質は超ミクロな世界ではスカスカな空間なのです。
【ポイント②】どんな物質もミクロの世界ではスカスカの空間
ステップ3.なぜ実際にはスカスカに見えない?電子の高速運動がキー!
では、なぜ実際にはスカスカに見えないのでしょうか?
それは電子が目に見えないほどの超高速で動いているからだと考えられています。
よく自転車の車輪に例えられますが・・・
・車輪の中心軸=原子核
・スポーク部分(骨組みの部分)=電子
だと仮定すると、車輪が回転していないときは空間だらけですが、車輪が高速回転することで空間が埋まったように見えます。石を投げれば跳ね返されるような状態になります。
このような電子の超高速運動が行われているために、スカスカではなく物質化して見えると考えられています。
【ポイント③】スカスカだけど電子の超高速運動によって物質化して見える
ステップ4.電子には波動の性質も!粒子と波動の二重性について
そんな高速運動をしている電子には、
粒子としての性質
波動としての性質
の両方があります。
これを「粒子と波動の二重性」といいます。
2重スリットの実験が有名ですが、電子は“粒子としての振る舞い”と“波動としての振る舞い”をすることがわかっているのです。
次の動画で分かりやすく解説されていますので、良かったらお時間のあるときに動画をご覧ください。
「粒子と波動の二重性」は電子に限ったことではなく、他の素粒子にも当てはまります。
すべての物質は、ミクロな物質の集合体ですから…
つまりは、
すべての物質は粒子であり波動である
と言えるのです。
【ポイント④】すべての物質は粒子であり波動である
ステップ5.すべての物質は振動エネルギーであり波動である!
「宇宙に存在する物質が何からできているのか?」について、超ひも理論によれば、
物質はすべて素粒子でできており、素粒子は振動するひもであり、それぞれ固有の振動パターン(波)をもっている
としています。
また、アインシュタインの有名な公式では、万物がエネルギーであることを証明しています。
E(エネルギー)・M(質量)・C(光速)
つまり、宇宙に存在する物質はそれぞれ固有の振動パターンを持つエネルギーだと言えます。
【ポイント⑤】物質は固有の振動パターンを持つ「エネルギー」である
つまり、万物すべては波動でありエネルギーである
ここまでのポイントをまとめると…
ポイント①すべての物質はミクロに分解できる
ポイント②どんな物質もミクロの世界ではスカスカの空間
ポイント③スカスカだけど電子の超高速運動により物質化して見える
ポイント④すべての物質は粒子であり波動である
ポイント⑤物質は固有の振動パターンを持つ「エネルギー」である
私たち人間の他、犬や猫、野菜や花、鉛筆やパソコン、金やダイヤモンドなど、すべての物質はスカスカの空間…
そして振動するエネルギーであり、波動でもある…
世界の見方が変わるのではないでしょうか。
さらには、「感情や意識など目に見えないものも振動するエネルギーであり波動」だと考えられています。
縄文人は非言語でテレパシーで会話ができたと言いますが、感情や意識がエネルギー(=波動)であるならそれもうなずけます。
スピリチュアルの世界でいわれる
万物すべては波動でありエネルギーである
という表現の意味が、なんとなくでも伝わったのではないでしょうか。
【3】波動の種類~3つのパターンを比較しよう!
ひとことで波動と言っても、いくつかの種類がありますので、3つのパターンで比較していきましょう。
1.良い波動VS悪い波動
波動の種類の1つとしてよく耳にするのが、良い波動、悪い波動です。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?
良い波動
ノイズがなくてクリアな状態であり、宇宙や天地自然と調和しているのが良い波動です。大高原で仰向けになって青空を見上げている、綺麗な湧き水、森林浴や海などの自然、小鳥のさえずり、愛や感謝の意識など。
心地の良い感情が得られるようなことは良い波動に分類できるでしょう。
悪い波動
ノイズがあって荒い状態であり、宇宙や天地自然と不調和なのが悪い波動です。都会の汚染された空気、排気ガスや下水の臭い、化学調味料や添加物だらけの食べ物、カルキ臭のするマズいお水、不協和音、悪口など。
心身に悪い影響を与えるようなことは悪い波動に分類できるでしょう。
2.高波動VS低波動
高波動と低波動についても解説します。
良い波動・悪い波動と混同されがちなので気をつけたいところです。
高波動
波形が繊細で振動数(周波数)が高い状態なのが高波動です。
波動が高くなるほど透明感が増していき、非物質化していきます。宇宙の波動、高次元の波動に近づいていくということ。実際、波動が高い人は、肌に透明感があり、光がかって見えたりします。
パワースポットと呼ばれる場所や、宇宙は高波動です。
低波動
波形が大きくて振動数(周波数)が低い状態なのが低波動です。
波動が低くなるほど安定感が増し、物質化していきます。低波動は安定感につながるので、グラウンディングやセンタリングには必要な波動です。
「低波動=悪い波動」と認識されがちですが、「低波動は悪い波動ではない」ということを知っておきましょう。
3.強波動VS弱波動
強波動と弱波動についても解説します。
こちらも他の波動と混同されやすいので、しっかり確認しましょう。
強波動
波形の振れ幅が大きく活発な状態なのが強波動です。
波動が強くなるほどにエネルギーが強くなりますので、人間社会で言えば、影響力が強くなっていきます。新興宗教のカリスマ教祖やスターと呼ばれるような人は、波動の良し悪しは別にして、強い波動を持っています。
強波動はエネルギーが強いです。たとえ悪い波動であったとしても、「エネルギーが強い=良い波動」だと錯覚するケースも多いため注意深く観察する必要があります。
弱波動
波形の振れ幅が小さく活発でない状態なのが弱波動です。
波動が低いほどにエネルギーは弱くなるので、影響力は弱い状態にあると言えます。
以上のように、ひとことで波動と言っても、このような種類に分類することができます。
【4】波動を上げる、波動を高めるってどういうこと?
スピリチュアルな世界でよく見聞きする「波動を上げる、波動を高める」とはどういうことなのでしょうか?先ほどの「波動の種類」を例にお伝えします。
良い波動と悪い波動でいえば「良い波動」です。
ここは分かりやすいですね。
高波動と低波動でいえば「高波動」ですが、低波動の要素もグラウンディングやセンタリングには必要です。ほとんどの人の場合、スタート地点が低波動ですので、高波動領域の回路を育てていく必要があります。
(※スピリチュアルに熱中する人の中には、高波動ばかりに意識が向いてしまい地に足がつかなくなる人も多いので要注意。)
強波動と弱波動でいえば、「強波動にしていった方が良い」です。なぜなら、弱い波動は強い波動の影響を受けやすいからです。
人里離れた山奥で孤独に悟りを目指したいなら別ですが、人間社会で生きる中で波動を高めたいなら、他者(悪い波動の人・モノ・コトなど)に影響されない波動の強さも必要になってくるでしょう。
まとめると、
波動を上げる・高めるとは、波動を良くし、強くし、高波動領域の回路を育てていくこと
です。
具体的な方法は、また別の記事に書いていきます。
【5】波動の特徴や性質、知っておきたい3つのポイント
1.波動は共鳴する!引き寄せの法則と波動の関係
「類は友を呼ぶ」という「似た物同士が自然と集まること」を意味することわざがありますが、波動の共鳴はまさにコレと同じことです。
同じ波動のモノや人はお互いに惹かれあい一体化しようとします。
一番分かりやすい目安は人間関係かもしれません。あなたの交友関係をみてみれば、同じ波動の人が集まっているはずです。
今までは気が合う仲だったのに急に疎遠になるという経験をした場合、波動に変化があったことが考えられます。
個人の治療院を営んでいる人のような場合、院長さんの波動が変わることで、客質が大きく変わることもよくあることです。
2.自分の出したものが自分に返ってくる
自分が出している波動は自分に返ってくるという性質もあります。
鏡の法則なんて言われることも。
実はこれ、テレビやラジオと同じ仕組みなんです。
私たちはテレビを見たい時、リモコンでテレビの電源を入れてボタンをポチッと押してチャンネルを合わせる、ということを当り前のようにやっていますが・・・
実はこのとき、目的のチャンネルの振動波をわずかに発振することで、共振・同調して受振することができています。
「まず自分が発振し、受振している」というのが重要なポイントです。
すなわち、自分が出している波動の世界が現実化しているということです。
良い波動の世界を現実化したいなら、まず自分が良い波動を発振する必要があります。
そうすれば、良い波動に共振・同調して、あなたの目の前には良い波動の世界が映し出されることになります。
もちろん逆もまたしかりです。
3.波動は伝播する
波動は人やモノに伝播するという性質もあります。
おにぎりを例にすれば、同じお米、同じ具材、同じ作業工程であったとしても・・・
・母親が愛情を込めて作ったおにぎり
・友人宅の母親が「めんどくさいわね~」と言いながらイヤイヤ作ったおにぎり
この2つでは味の感じ方に違いがでることは、感覚的に分かっていただけるでしょう。作り手や場所の波動が違うからです。
また、同じおにぎりを食べるにしても、誰と一緒に食べるのか、どんな場所で食べるのかでも、味に変化があったりします。
すべては波動であり、伝播するからです。
まとめ:生き方・働き方の質を向上させるために、波動を意識しましょう!
ここまで「波動(はどう)」についてお話ししてきましたが、だいぶ波動への理解が深まったのではないでしょうか?
・原子の99.99%は空間。私たちはみんなスカスカ。
・すべての物質は固有の振動パターンを持つ「振動エネルギー」であり「波動」である。
・万物すべてはエネルギーであり波動である。
・波動は共鳴する!同じ波動の人・モノが引き寄せられる。
・自分の出している波動が自分に返ってきている。
・波動は人やモノに伝播する、影響を与える。
・良い波動を軸としつつ、高波動領域の回路を育て、強波動にしていくことが大切。
波動を高めることは「引き寄せの法則」「鏡の法則」などからもわかるように、良いヒト・コト・モノを引き寄せますので、より幸せな人生に直結します。
また、波動を高めることはエネルギーを高めることとも同義です。
自分が持つエネルギー量が多くなるほど、それが「お金」「出会い」「アイデア」「ひらめき」「人脈」「習慣化」などに変換されるので、あなたの人生に良い影響が出るのです。
生き方・働き方の質を向上させるために、ぜひ波動を意識していただけたらと思います。
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コメント
わーすごい。
感動です。
わかりやすいです。
今欲しかったものです。
ありがとうございました。
感謝です。
廣瀬さん、コメントありがとうございます。
そのように言っていただき、とても励みになります。
読者さんのお役に立てる記事を更新できるよう、引き続き精進してまいります。
こちらこそ感謝です。
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