苦手なことに向き合う&苦手なことに挑戦する7つのメリット

苦手なことに向き合う&苦手なことに挑戦する7つのメリット

苦手なことについて…

「苦手なことは苦手なままでいい。克服する必要はない。それよりも得意なことを伸ばすことに力を入れるべきだ。」

という考え方があり、この考え方を支持している人も多いようです。

確かにこの考え方には一理あり、とても納得できるものです。

しかし一方で、苦手なことに向き合うこと挑戦することで、たくさんのメリットを得られるという事実もあります。

今回は、

苦手なことに向き合う&挑戦することで得られるメリット

というテーマで詳しく解説します。

人によっては大きな価値を見出すことができるため、時には苦手なことにも向き合い、挑戦してみる姿勢が大切です。ぜひ最後までチェックしていただけたら幸いです。

目次

【メリット①】自信がつく、チャレンジ精神が身につく

【メリット①】自信がつく、チャレンジ精神が身につく

これまで苦手だったことに挑戦し、その壁を乗り越えることで、大きな達成感と自信を得ることができます。

苦手なことを克服した経験は次につながります。

「苦手なことだろうが何だろうが、やれば何でもできる!」

そんな心境になれるため、どんなことでも果敢にチャレンジしていけるようになるでしょう。

もちろん、壁を乗り越えることができず、失敗に終わる可能性も十分考えられます。

でも、そのときは「これは本当に苦手なことなんだ」と判断して受け入れれば良いだけなので、特にデメリットはありません。

【メリット②】実は苦手じゃなかったことに気付くことも

goo国語辞書によれば「苦手」の意味は次の通り。

苦手…得意でないこと。また、そのさま。不得手。「数学の苦手な人」

「苦手」の意味から、「苦手なこと」は次のように定義できるでしょう。

・手慣れていないこと。
・自信をもってできないこと。
・他の人よりもヘタなこと。
・やってて苦痛を感じること。
・全然できないこと。

苦手なことは生まれながらの性質的なものであり、「弱み」ともいえます。

一方で、「手慣れていない」「自信をもってできない」という意味からもわかるように、ただ単に経験値が少なかったり、【苦手意識】を持っているだけだったりもします。

後者だった場合、苦手なことに向き合う&挑戦することで、「単なる苦手意識だった。やってみたらできた」と気付くことができます。さらには「むしろ得意だった!」と気付く可能性もあるでしょう。

子どもの頃のピーマンが苦手だったのに、大人になってピーマンの美味しさに気付くのに似ていますね。

【メリット③】苦手だからこそ努力する→自己成長できる

【メリット③】苦手だからこそ努力する→自己成長できる

苦手なことを克服するためには、その壁を乗り越えるための人一倍の努力が必要です。

苦手だからこそ「どうしたらできるようになるだろうか?」と、いろいろな角度で克服する方法を検討するため、

・新しい能力が開発される。
・スキルやテクニックが身に付く。
・意識や考え方が良い方向に改善される。

などなどの自己成長が望めます。

苦手なことに向き合い挑戦する中で、たくさんのギフトを手に入れることができるのです。

私個人の実例ではありますが…

過去、ブログ運用についてセミナー講師を依頼されたことがあります。

私は人前で話すのが大の苦手なので断ろうとも考えましたが、とてもお世話になった方からの依頼だったので引き受けることにしました。

セミナー参加者はなんと約100名。

それを聞いて、当日のことを考えただけでも心臓バクバク、脇汗ビッショリ。

「確定事項になってしまったし、もう後には引けない!絶対に粗相があってはならない!」というプレッシャーから、今までやったことのなかったPowerPoint資料を徹底的に作りこみました。

その結果、カタコトの日本語状態ではありましたが、何とか無事にセミナーを終えることができ、主催者や参加者からも好評をいただくことができました。

この経験によって資料制作のスキルが向上したし、何より「上手に話すことよりも、誠心誠意話すことが大切。心は伝わる!」ということを実感できたのが一番の収穫でした。

このように、苦手だからこそ、さまざまな角度から「どうしたら成功できるか?」を検討するし、人一倍努力もします。

そして、その過程で自己成長できるのです。

【メリット④】視野が広がる!多角的な視点で見れるようになる

【メリット④】視野が広がる!多角的な視点で見れるようになる

得意なことに集中するのは素晴らしいことですが、得意なことだけしかやらないと、

・考え方に偏りがでてしまう。
・それ以外のことはできなくなる。
・全体とのバランス感覚に疎くなる。
・視野が狭くなり新しいアイデアが出ない。
・こだわりが強くなりすぎて周りが見えなくなる。

こういったデメリットが考えられます。

例えば、インターネットの情報発信ビジネスにおいて、

・ブログ一本にこだわる
・他は苦手意識があるのでやらない

ようなイメージです。

コツコツ1つのブログを育てることも大切ですが、こだわりすぎて収益化できなくなったり、Googleのさじ加減1つでアクセスが激減する、といったリスクがあることに注意せねばなりません。

ブログをコツコツ育てつつ「Twitter運用に取り組む」「広告運用をしてみる」「YouTubeで発信してみる」「Voicyで音声配信してみる」など、たとえ苦手なことであってもブログ以外にも手を付けることが大切です。

それによって「Twitterや広告を運用しているからこそのアイデアがひらめく!」のように、視野が広がり、多角的な視点で考えられるようになるんですね。

※もちろん、職業によっては簡単に取り組めないものもあるし、1つの分野に特化したスペシャリストが求められることもあるので、ケースバイケースでしょう。

【メリット⑤】得意なことが見えてくる

実は、得意と苦手は表裏一体であり、苦手なことに向き合い分析することで得意なことを見つけることができます。

例えば「複数の作業を同時並行でこなしていくマルチタスクが苦手」という人は、裏を返せば「1つの作業に集中して取り組むシングルタスクが得意」ということ。

得意なことは生まれながらの性質的なものであり、「強味」ともいえます。

強みを活かすことで、よりスムーズにストレスなく大きな成果をあげることができるでしょう。

苦手なことに向き合い、得意なことを見つける手順は次の通りです。

①苦手なことを見つける
②より具体的に分析する
③意味合いを逆にしてみる

より具体的なステップは次の記事をご参照ください。

【メリット⑥】選択肢が減る→1つのことに集中できるように

【メリット⑥】選択肢が減る→1つのことに集中できるように

例え苦手なことであっても、「もしかしたら●●をやったら成功できるかも」「意外に上手くいってお金持ちになれるかも」のような期待は拭い去れないものです。

前述したように、「単なる苦手意識だった。やってみたらできた」「むしろ得意!」ということもあるからです。

そして、その期待感があなたの成功への足を引っ張る可能性があります。

超一流の成功者といわれる人は、誰しもが何か1つのジャンルに道を決め、集中的に取り組んでいるもの。マルチに様々なことを器用にこなせる人は少数派であり、多くの人は選択肢が多いことであれもこれも中途半端になりがちなのです。

「もしかしたら…」という選択肢が多いほど、1つのことに集中できなくなってしまうわけですね。

ですので、苦手なことに限らず、もし気になることがあれば、どんどん挑戦してみましょう。

芽が出るかどうかはやってみないと分かりませんし、
やってみれば「これは芽が出ないわ」というのも分かります。

結果、自分の進みたい道がどんどん絞られてきて、1つのジャンルに集中できるようになってきます。

【メリット⑦】よき指導者になれるかも

【メリット⑦】よき指導者になれるかも

名選手必ずしも名監督に非ず

という格言があります。

これは「一流プレーヤーとして成功した選手が、必ずしも指導者として大成するとは限らない」ことを意味しています。

なぜなら、一流の選手であるほど、もともとの才能が突出しているケースが多いため、自分の技能や戦術観を選手にどう伝えたら良いかわからなかったり、選手が何に悩んでいるのか理解できないからです。

才能がある人は、普通の選手が悩むようなことを当たり前のようにできてしまうため、「なぜできないか?」を理解できなかったりします。

その点、上手にできないレベルからスタートし、苦手を克服してきた人は、同じ境遇の人のことを深く理解できます。感覚に頼った指導にもなりにくいでしょう。

どこで悩みどこでつまづいているのか?
どうしたら乗り越えることができるのか?

これまで自分が通ってきた道のりなので、分かりやすく伝えることができるのです。

そうなれば「あの人はよく分かってくれる」「あの人に聞けば間違いない」と慕われて、良い人間関係を築いていくことができるでしょう。

一流プレーヤーにはなれないかもしれませんが、名監督、よき指導者になれる可能性は秘めているのです。

まとめ~時には苦手なことにも目を向けてみましょう

以上、苦手なことに向き合う&挑戦することで得られる7つのメリットについて、具体的に解説してきました。

以下の7つです。

①自信がつく
②実は苦手じゃなかったことに気付くことも
③苦手だからこそ努力する→能力がアップする
④視野が広がる!多角的な視点で見れるようになる
⑤得意なことが見えてくる
⑥選択肢が減る→1つのことに集中できるように
⑦よき指導者になれるかも

「苦手なことは苦手なままでいい。」

という考え方もありますが、苦手なことに向き合うこと・苦手なことに挑戦することにはこうしたメリットもあります。

基本的には得意なことをベースにしつつ、時には苦手なことにも目を向けてみましょう。

得意なこと見つけ方については、次の記事で詳しく解説しています。

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