得意なことがないと思う理由&得意なことの見つけ方8つのポイント

得意なことがないと思う理由&得意なことの見つけ方8つのポイント

今回は

・得意なことがないと思う理由
・得意なことの見つけ方

というテーマで解説していきます。

「私には得意なことなんて何もない!」
「私の得意なことって何だろう・・・」

とお悩みの方はぜひ最後まで読み進めて下さい。

ここで言う得意なことは、「強み」「才能」でもあります。

この記事で紹介する【8つの視点】における“得意なことの見つけ方”を実践していただければ、必ずあなたならではの「得意なこと(強み/才能)」が見つかるでしょう。

目次

得意なこととは?得意なことを定義しよう

得意なこととは?得意なことを定義しよう

まずはじめに、そもそも「得意なこと」とはどんな意味があるのか定義していきましょう。

goo国語辞書によれば「得意」の意味は次の通りです。

得意…最も手なれていて自信があり、じょうずであること。また、そのさま。得手(えて)。「得意な競技種目」「得意中の得意」

「得意」の意味から、「得意なこと」は次のように定義できるでしょう。

・手慣れていて自信をもってできること。
・他の人よりも上手にできること。
・苦なくできること。
・自然と、当たり前のようにできること。

このように得意なことは生まれながらの性質的なものであり、「強み」ともいえるし、ある意味「才能」の現れだともいえます。

得意なことについては、次の記事でも解説しています。良かった合わせてご一読くださいませ。

得意なことは誰でも持ち合わせているはずですが、次項で紹介するような理由で「得意なことがない」という心境になってしまうようです。

得意なことがないと思う5つの理由

得意なことがないと思う5つの理由

「得意なことなんてない」と思っている人は、次の5つの理由によってそのような心理状態になっている傾向があります。

【1】お金を稼ぐためのスキルとして考えているから

得意なことを「お金につながるスキルやテクニック」と考えてしまうために、得意なことがないと勘違いしてしまう人もいます。

例えば「プログラミングができる」といった後天的に身に付けた職業的スキルは、「得意なこと」とは別ものです。

・プログラミングができる。
・英検で1級取得している。
・結婚式などのイベント動画を制作できる。

などの仕事になりそうなスキルやテクニックを「得意なこと」と考えると、わかりにくくなってしまうため注意が必要です。

前述したように、得意なことは生まれながらの性質的なものなのです。

【2】他人と比較していないから

得意なことは・・・

(他の人よりも)手慣れていること
(他の人よりも)上手にできること
(他の人よりも)苦なくできること
(他の人よりも)簡単にできること

のように、他人と比較してこそ得手不得手がわかるものです

自分の世界の中だけで「私にとって得意なことって何だろう?」と考えても、出てくるものではありません。

【3】自己認識できていないから

得意なことは当たり前のようにできてしまうため、自分自身で「それが得意なことである」と認識できないこともよくあります。

本当は得意なことをバリバリ実践しているのに、強みや才能が活かされているのに、自分ではそれに気付かないのです。「得意なことは自分では気付かない」というのはあるあるパターンなのです。

【4】(超)一流レベルの人と比較しているから

他人と比較することで「得意なことが見えてくる」とお伝えしましたが、(超)一流レベルの人と比較するのはオススメしません。

どんな世界でも上には上がいるもの。得意なことであっても、(超)一流レベルと比較してしまうと、「自分なんて大したレベルじゃない。とても得意なんて言えない。」という氣持ちになってしまいます。

車の運転が得意と思っている人が、F1ドライバーと比較するようなもの。

このように、得意なことのハードルを上げてしまっているがために、得意とは思えなくなってしまっている人も多いです。

これは「好きなことがわからない理由」とも共通する部分ですね。参照↓

【5】言語化できていないから

極端な例ですが、「車」や「運転」という言葉そのものを知らなければ、「車の運転が得意です」とは言えません。

それと同じように、得意なことをどう言語化したら良いかわからないために、「得意なことがない」となってしまうパターンもあります。

もしかしたらあなたも、以上のような理由によって、得意なことがわからなくなっているのかもしれません。

得意なこと(強みや才能)の見つけ方8つのポイント

得意なこと(強みや才能)の見つけ方8つのポイント

では次に、得意なことや、強みや才能を見つける方法を8つご紹介します。1つ1つ実践していただければ、必ず得意なことが見つかるはずです。

①得意なこと(強み/才能)リスト一覧を見る

得意なことをどう言語化したら良いかわからない場合には、一般的にどんな得意なことがあるのかをチェックしてボキャブラリーを増やしましょう。

一覧と言えるほどのものではありませんが、得意なことリストを作ってみました。
一例として参考にしていただけたらと思います。

<得意なこと(強み/才能)リスト30>・ものを覚えること
・わからないことを調べること
・1つの問題を多角的に考えること
・新しいアイデアを出すこと
・計画を守って着実に実行すること
・自分の考えを人前で発表すること
・論理的に思考すること
・動きを身体の感覚で覚えること
・未来から逆算して行動すること
・初対面の人と打ち解けること
・人の長所を見つけて褒めること
・コツコツ根気よく取り組むこと
・平等なルールを作ること
・人の話を聞くこと
・どんなときも前向きに取り組むこと
・ミスなく正確に処理すること
・細かい作業を器用にこなすこと
・臨機応変に対応すること
・リーダー役としてまとめること
・身の回りの整理整頓をすること
・目標達成の計画を立てること
・人の気持ちをくみ取ること
・いらないものを捨てること
・独学でも上達していけること
・1つのことをレベルアップさせること
・最後までやりきること
・複数の事象に共通点を見つけること
・複数のことを同時並行でこなすこと
・難しいことをわかりやすく説明すること
・たくさんの人と仲良くなること

おそらく、このリストを見て「こんなことでいいんだ!」「これなら私にも得意なことがたくさんある!」と思ってもらえたのではないでしょうか。

②新しいことに挑戦してみる

得意なことは生まれながらの性質的なものであり、強みであり才能ですので、すでに今までのあなたの人生の中で表現されてきているはずです。

でも、まだ自分で「あなたの得意」を認識できていないなら、新しいことに挑戦してみることもオススメです。

新しいことに挑戦することで、別の角度から「あなたの得意」を発見することができると同時に、不得手も発見できます。

あなたの興味が湧くことや、心にピーンとくることを1つ1つやってみることで、得意なことの輪郭がだんだんと鮮明になってくるでしょう。

③周りの人に自分の得意なこと(強み/才能)を聞いてみる

得意なことは「頑張ることなくあたりまえのようにできること」なので、自分ではなかなか気付きにくいものです。

そこで、ちょっと恥ずかしいかも知れませんが、周りの人に質問してみましょう。

「わたしの得意なことって何だと思う?」
「わたしってどんな才能があると思う?」

普段、一緒にいる時間が長い人(例えば会社の同僚や友人、家族)に質問すると、的確な答えが返ってきやすいです。

自分では認識してなかった「得意なこと/強み/才能」が見つかるかもしれません。

実際、あなた自身も、友人や同僚の強みや弱みが何となくでも見えているのではないでしょうか?自分自身のことは気付きにくいですが、他の人のことは客観的によくみえるものなのです。

また、会社にお勤めであれば上司に聞くのもオススメです。

なぜなら会社の上司は「評価をする」という立場上、あなたのことをよく見ているからです。会社の仕事を上手く回していくために、長所や短所を把握していたりします。

というわけで、会社の上司・同僚・部下・友人・家族など、周りの人に聞いてみることも、ぜひ実践してみてください。

④人に褒められたり感謝されたことを思い出す

これまでの人生において、人から褒められたこと・感謝されたことを思い出すことも、得意なことを見つける有効な方法です。

「褒められること」「スゴイと言われること」は、あなたの得意や強みがそこにあり、他の人よりも秀でていることを示しています。

また、あまり頑張ったつもりはないのに、思いがけず感謝されたことはありませんか?

例えば私の場合ですが、友人に無償で記事執筆を頼まれたことがあったのですが・・・

1時間程度で書きあげた(自己評価60点の)記事が、思いのほかすごく喜ばれたことがあります。私にとっては60点の記事でも、その友人にとっては素晴らしい力作だと感じたようです。

この時、記事執筆は誰にでもできることではなく、整った文章を書けることは1つの才能であり、誰かにとっての価値を生み出すことができると知りました。

そして、「整った文章を書けること」からは、次のような得意や強みを発見することができます。

・テーマに沿ってリサーチすること
・論理的に思考すること
・わかりやすくまとめること
・もくもくと作業すること

こういったことが私の得意なこと(強み/才能)だと分析できるでしょう。

会社の上司や同僚、部下などの仕事関係の人たちの他、家族や友人から「褒められたこと」「感謝されたこと」を思い出してみましょう。そこから得意や強みを見つけることができるはずです。

⑤苦手なことや短所を洗い出してみる

得意の反対語は「苦手」です。

1枚のコインに表と裏があるように、得意なことと苦手なことは表裏一体なのです。

だから、苦手なことを認識することで、得意なことを発見できるかもしれません。

例えば、「複数の作業を同時並行でこなしていくマルチタスクが苦手。こういう仕事には就きたくない!」という人は、裏を返せば「1つの作業に集中して取り組むシングルタスクが得意。」ということ。

このように“苦手なこと”から、得意なことのヒントを得ることができます。

得意なことはなかなか認識できなくても、苦手なことはたくさん見つかるのではないでしょうか。苦手なことから得意なことをどんどん発見していきましょう。

または、苦手と似ていますが「短所」を洗い出すこともオススメです。

苦手はあくまで自己評価ですが「短所」に関しては周りから確認できるので、もしかしたら過去、誰かに指摘されたことがあるかもしれません。

例えば、「おまえはすぐに熱くなって周りが見えなくなるのが悪いクセだ!」と言われたなら、裏を返せば「情熱的に行動できる!周りが見えなくなるほど没頭できる!」ということ。

一見すると短所に見えることでも、その裏返しは長所となる部分が隠れているのです。

この項目については別記事でさらに詳しく解説しています。

⑥今(&過去)の仕事の中で好きな作業は何かを考える

今の仕事の中で(または今までやった仕事の中で)、作業レベルで好きなことを考えてみることも、得意なことを見つける1つの方法です。

どんな仕事であっても、複数の細かな作業が融合して1つの仕事になっています。

例えば、ブログ記事を更新するだけでも、次のような作業に分解できます。

・ブログ記事のネタを決める
・キーワード選定をする
・ペルソナを設定する
・ライバルチェックとリサーチ
・文章構成・見出し構成を作る
・本文の執筆をする
・アイキャッチ画像や挿入画像の選定
・文字装飾など投稿作業をする
・FacebookやTwitterなどでシェア
・加筆修正がないか見直す
参照記事↓

このように作業レベルで細かく分解すると、もちろん嫌いな作業もありますが、「この作業は好き!」「楽しくできる!」「ここは自信がある」といった作業もあるはずです。

そんな作業にあなたの「得意なこと」が発見できるかもしれません。

⑦周りより「少し上手にできること」を意識してみる

得意なことは「他の人よりも上手にできること」ですが、(超)一流レベルである必要はありません。

周りの人より「少し上手にできること」というレベルで問題ありません。上を見すぎると、「それに比べたら自分なんて・・・」と卑下しやすいので要注意です。

「少し上手にできること」は「あなたの得意なこと」に確実に繋がっています。

あなたが周りより「少し上手にできること」は何ですか?

・マニュアルに忠実に作業をこなすこと
・後片付けが早いこと
・頭の中で暗算できること
・タイピングの打ち間違えが少ないこと
・重たいモノを持てること
・絵を上手に書けること
・人の名前を覚えること
・臨機応変に動けること

などなど、思いつくままに書き出してみましょう。

繰り返しになりますが、(超)一流レベルと比較しないことが大切です。

あくまで「自分の身の回りにいる人と比べて」という世界観で、周りよりも「少し上手にできることは何か」を考えてみましょう。

⑧客観的にあなたを分析してくれるツールを活用する

人にはそれぞれに強みがありますが、自分では客観的に把握しづらいもの。そんなお悩みを解決すべく、近年では、強みを見つける分析ツールがいくつも存在します。

分析ツールをなぜオススメするのかと言えば・・・

人にはそれぞれ似通った特性があるもので、過去のビッグデータから自分や周りの人が気づかない強みや才能を導き出せるからです。

客観視の究極系とも言えるでしょう。

その中でも有名なのが「ストレングスファインダー」です。177個の質問に答えることで、34個に分類された中から、自分の才能(=強みの元)が導き出されます。

自分の才能を意識して使えるようになれば、強みをどんどん活かし、才能を発揮しながら人生をより輝けるものにしていける、と説明されています。

ストレングスファインダーの受け方は、以下の書籍に記載してあるアクセスコードを用いることです。アクセスコードは1冊につき1回きりですので、中古ではなく新品の本を購入しましょう。

このような分析ツールを使うことで、「この部分は強そう!」といった発見もあったりして、得意なことを見つける良き判断材料になってくれるはずです。

ツール等を使って得意なことを分析・診断する方法については、次の記事でより詳しく解説しています。

まとめ~得意なこと(強みや才能)を活かして人生を楽しもう!

以上、得意なことを定義しつつ、

・得意なことがないと思う理由
・得意なことの見つけ方

について詳しく解説してきました。

得意なことがないと思う5つの理由

・お金を稼ぐためのスキルとして考えているから
・他人と比較していないから
・自己認識できていないから
・(超)一流レベルの人と比較しているから
・言語化できていないから

得意なこと(強みや才能)の見つけ方8つのポイント

・得意なこと(強み/才能)リスト一覧を見る
・新しいことに挑戦してみる
・周りの人に自分の得意なこと(強み/才能)を聞いてみる
・人に褒められたり感謝されたことを思い出す
・苦手なことや短所を洗い出してみる
・今の仕事の中で好きな作業は何かを考える
・周りより「少し上手にできること」を意識してみる
・客観的にあなたを分析してくれるツールを活用する

ということでした。

ご紹介した見つけ方を実践していただければ、得意なこと(強みや才能)が必ず見つかるはずです。

そして、得意なことを人生に活かしていくことで、あなたの人生はより楽しく豊かになっていくでしょう。ぜひお試しくださいね。

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